2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧
激務に追われ社畜になってしまった男が、モリー教授とのふれあいによって「自分」を取り戻すまでを描いたお話。すげー冷めたことを言うと、資本主義が成熟しきってしまった二十世紀末からこっち、やたらに大量生産されているストーリーのうちの一つだ。 後に…
観賞後にネット検索で、デジタルビデオ撮影で出演者は素人ばかりの超低予算作品と知る。信じられない。車のCMみたいな高級感溢れる映像美を持った作品だったよ。マジすげえ。これ観ちゃうと、そこいらの自主制作映画に漂う切なくなるような安っぽさはなんな…
スティーヴン・ソマーズは他に類を見ないほど「面白い」に向かって一直線な映画作りをしてる人で、この作品も当然面白かった。だがなあ……。ソマーズの過去の作品群に比べてスッキリしないなあこれ。まさかとは思うが、人間の創造性の極限に挑んだりしてねえ…
コロンバイン高校銃乱射事件の直前と実際に起きた時間を、演出を加えずありのままに収めた体を取った作品。登場人物はみな本名のまま出演している素人で、セリフのほとんどは即興らしい。最後までメッセージや、なんらかの解答と思えるものは提示されないま…
きゃーーーーー!タイトル超エッローい! ちょっと、これやばくね?はてなからデリられんじゃね? マジゲロヤバかもしんない、激エロー!!!! 2001年、米・ドイツ映画。一言でまとめると、パブリックな場で自称芸術家たちがセックスに関してなんやかや討論…
現代のベトナムを舞台に4つの物語が平行して描かれてゆくが、焦点を合わせられる人物はいないし、ストーリー性も希薄。だが、それはどうでもいい。この映画の主人公は、ベトナムの情景である。美しい情景が、観賞意欲促進の役目をきちんと果たせていた。 ま…