ストーリー・ビギンズ・アット・ジ・エンド

 BSでやってたインド映画。ある日主人公が髭剃り中に鏡を見ると、南野陽子と同じ位置にホクロができていた。それは日を追うごとにどんどん大きくなっていった。薬草を塗って治めようとするが、それでもさらに大きくなっていき、とうとうアゴを覆うほどにまで成長する。そしてついに……、というお話。
 オバカな物語だが、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のようなお気楽ミュージカルではなく、いたって地味なテンションで進められて行く。インド人の日常生活や価値観・世界観が作品内に詰め込まれてて、そこは面白かった。いろんな意味合いが含まれているであろうストーリーは、正直よくわからない。