死ぬまでにしたい10のこと

 タイトル通り、余命幾許もないと医者に宣告された主人公が、死ぬまでにしたい10のことを挙げてからの暮らしぶりをおっていった映画。
 決してつまらなくはないし、悪くなかったんだけど、パッとしないというかなんというか……。アップで表情をじっくり撮る絵が多く、なんかこう、全体的に力んでる感じを受けた。非常に掴みやすいテーマを掲げているが、テーマなんて勝手に滲み出してきてこそのものであって、作成中に固執してちゃ結果的にうるさくなるだけだと思う。